臨床工学技士のモチベーション維持の方法は?仕事で悩み、仕事に挫折してしまいそうな時のモチベーションの上げ方を現役臨床工学技士が自身の体験から解説

どうしても気分が乗らない、やる気がでない日は人間誰しもありますよね。ですが、モチベーションは、仕事の良し悪しを左右するほど大事です。トップアスリートなどの、各界のプロフェショナルであっても、モチベーションの継続や、気持ちのもっていきかたは気を使います。では、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士は、どのようにモチベーションを維持しているのでしょうか。

モチベーションを上げる3つの方法

モチベーションが上がらない理由は、人それぞれです。しかし、モチベーションが上がらないからと言っても、医療現場は待ってくれません。現役の臨床工学技士はどのような方法でモチベーションを上げているのでしょうか。

短期的な簡単な目標をもつ

目標設定は、モチベーションを大きく左右します。夢や目標を持つことも、とても大事です。モチベーションを上げる為には、すぐに実現可能な目標を設定することで、達成感を得やすく、自身の成功体験になります。たとえば、毎日10分だけ早く出勤するとか、3日で1冊本を読むなど、無理のない簡単な目標を継続しましょう。ポイントは、直近(1〜3日程度のスパン)で目標設定すること。かんたんに実現可能で、わかりやすい目標にすることです。小さな成功を積み上げることで、モチベーションをあげていきましょう。

とりあえず15分チャレンジしてみる

何かにチャレンジするとき、どうしても1歩が踏み出せないときってありますよね。締切がせまっているけど、なぜかやる気がでない。時間だけが過ぎていく焦り。誰しも経験があると思います。そんなときは、15分だけがんばってみましょう。人の集中力は15分サイクルで動いています。何事もスタートが1番エネルギーがいるもの。最初の15分を乗り切れたら、一息ついてがんばればいいのです。経験則ですが、最初の15分を乗り切れたら、後は意外と継続できるものです。

成功した自分をイメージする

臨床工学技士を目指したとき、きっと臨床工学技士になった自分を想像したはずです。大きな目標を達成するためには、その目標達成を具体的にイメージすることで、モチベーションを上げることができます。漠然と車の免許が欲しいと考えるより、どのメーカーの、この車に乗りたい。そして彼女とここに行きたい。というように、目標をより具体化して、自分のなかでのイメージを明確にもてると効果的です。逆に、イメージが湧かない目標は、達成することがきわめて難しいとも言えます。

モチベーションを維持する3つの方法

目標達成までの道中では、立ち止まりたいときも、投げ出したくなるときもあると思います。一度上げたモチベーションを維持するには、どうすればいいのでしょうか。

目標はシンプルにイメージできるもの

複数の目標を掲げたり、他人の行動に左右される目標は、達成までの道中で余計な悩みを産んでしまいます。業務や、役職上、最終的な着地点が部下や他部署の行動に影響されるとしても、自分自身の目標は、自分でコントロールできる範囲であることが望ましいです。モチベーションを維持するためには、目標をシンプルにすることで、ブレない考えのもと行動することができます。自分軸でイメージできる目標にすることが大切です。

モチベーションが高い人と行動する

モチベーションを維持するためには、同じような目標をもつ仲間がいることが最良です。共通の目標は難しいとしても、「がんばっている人」「努力している人」と行動するとモチベーションは高まってきます。共に学会や、勉強会に参加するのもいいかもしれません。
モチベーションが高い人の、仕事や勉強への取り組み方は、とても参考になります。ルーティンを真似するのも良いかもしれませんね。

休憩や休日に仕事をしない

モチベーションを維持するために、仕事をしません。矛盾しているように聞こえますが、とても大事な事です。人の脳は、同時に複数の事を考えるようには出来ていません。そのため、休憩するときには体や頭をしっかり休めて、リラックスすることに集中するべきなのです。休憩のときには、できるだけ仕事の事は考えないようにしましょう。忙しいときこそ、休憩中にしっかり疲れをとらなければ、良い仕事はできません。時間がないからといって、休憩をとらないと、モチベーションは維持できなくなってしまいます。

まとめ

臨床工学技士のモチベーションの上げ方、維持の仕方についてまとめてみました。臨床工学技士特有ということはありません。どなたでも実践できる内容になっています。ぜひ参考にしてみてください。