現役看護師が教える!医療従事者あるあるネタ♪医療従事者が読むと共感してもらえる!?部分もあるはず

私は、看護師として病院に勤務している30代男性です。今回は、医療従事者あるあると言うテーマでお話させて頂きます。

夜勤明けに遊ぶ

夜勤がない職種の方には、あまり馴染みがないと思いますが、私たち看護師は、常に夜勤があります。夜勤が終わるのは朝9時です。夜勤を終え、家に帰って自由時間となります。本来は帰宅してから、お昼過ぎまでぐっすり眠ることが多いと思いますが、人によっては帰宅後に遊びに行くことも多々あります。私は、基本的には眠りますが、調子が良い日だと眠らずに、そのまま友達と遊んだり、家でダラダラゲームをしたりYouTubeを見て過ごしてます。年配の方に話を聞くと「帰ったらすぐに寝る。若い時のように遊ぶ力は残ってないね。」と言います。若さ故の特権だと思います。しかし身体的なことを考えたら、帰宅後は休息に勤めるのが基本だと思います。

食事中に尿や便の話をする

これは、看護師特有の性質かもしれませんが、仕事の休憩中に数人でご飯を食べながら「今日の患者さんの便がとんでもない量だった。」とか「おしっこが汚くて感染してそう。」と言った尿や便の話題を普通に話します。食事中のマナーとしては、あまりよろしくない事かもしれませんが、看護師業界では割と普通の光景です。食事を食べる前に便の処理をすることなども普通にあります。便を処理した後にカレーを食べることもありますね…

人の死が当たり前にあること

看護師をしているとどうしても亡くなる患者さんがいます。亡くなる現場に遭遇することも珍しくありません。患者さんが亡くなる前には兆候のようなものがあります。下顎呼吸と言って呼吸をする際に肩や顎が上下に動きます。また尿量が低下すると、高い確率で数日後に亡くなることが多いです。なので予めいつ頃に亡くなりそうかと、見当をつけることはできます。稀に急死することもありますが。超高齢化社会なので、これからもどんどん人が亡くなっていくことは間違いありません。患者さんが亡くなった時は神妙な空気になります。何回経験しても慣れない空気感です。

常に誰かの悪口を誰かが言っている

これは、医療業界に限ったことではないと思いますが、看護師として働いていると、女性が多い環境になります。そのため、常に誰かが、誰かの悪口を言っている状況にあります。男性よりも、女性の方が圧倒的に悪口を言っている確率は高いと思います。あくまで私の個人的な見解ですが、共感してくれる方は多いのではないでしょうか。同僚や医師、患者さん、病院のスタッフに対しての悪口は、常に聞こえてきます。また影でヒソヒソ話をしていることも多々見かけます。看護師は常に、人が相手の仕事です。看護師同士で、業務を進めていきますし、医師とのやり取りで指示をもらわなければなりません。また患者さんのために働いています。患者さんも人間ですからいろんな人がいます。優しくてフレンドリーで、良い人もいれば気難しく一癖も二癖もある患者さんもいます。悪口を言う対象が多いことも事実です。私も時々言ってしまいますが、基本的には悪口を言ってる人には加担しないようにしています。悪口言っても良いことはありませんから真面目に働いている方がいいですよね。

「持っている」「持っていない」と言う概念

看護師として働いていると、どうしても急変や患者さんの死亡に遭遇することがあります。そして人によっては数回連続で急変に当たる人もいます。連続の勤務で数人の患者さんが亡くなる人もいます。このように、大変な現場に高確率で遭遇する人のことを現場では「○○さん最近持ってますね〜」とか「〇〇さん付いてますね〜」と言った感じのコミュニケーションをとります。運が良いか悪いかと言った意味で使いますね。あまり良い意味ではありませんが、看護師業界ではどうしても盛り上がる話題の一つになります。私の職場では、あまり患者さんが亡くなることはないのですが、最近1人の看護師さんが2回連続の勤務で患者さんを3人ほど見送りました。私の職場ではとても稀なケースなのでスタッフがみんな驚いてました。

勤務表ができたらテンションが上がる

毎月の勤務表を管理職が作成してくれます。看護師は常に不規則な勤務形態なので、毎月同じサイクルで働くということが滅多にありません。なので来月の勤務はどんな感じかを把握するときに、みんなテンションが上がります。夜勤をしていたら日勤がとても面倒くさく感じると言うのは看護師としてはあるあるだと思います。来月は日勤が何回あるかを数えたり、夜勤をするパートナーがどのスタッフかを確認するのが恒例行事になっています。「あの人とは夜勤したくない」とか「〇〇くんと夜勤やったら当たりやなー」と言った会話が随所から聞こえてきます。中には夜勤のパートナーを見ないという人もいます。人それぞれ勤務表を見ての楽しみ方は違うようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、医療従事者あるあるというテーマでお話しました。看護師、臨床工学技士など、医療機関で勤務をしている方が読むと、共感してもらえる部分もあると思います。楽しんで読んでいただけると幸いです。