臨床工学技士の学会「日本臨床工学技士会」とは?日本臨床工学技士会で発表するには?

臨床工学技士として、勤務していくにあたり、日々進歩していく医療機器に対する最新の知識を得るために、学会に参加していく必要があります。この学会に参加し、知識を深めていく必要がありますが、病院で勤務するうちに、参加者としてだけではなく、発表者として学会に立つこともあります。特に、大学病院などの最先端の病院での勤務を考えている場合は、その機会が多々あると思います。今回は、臨床工学技士の学会について説明します。

臨床工学技士の学会とは?

学会とは日本臨床工学技士会のことで、この会で開催されるセミナーなどのことを、学会と呼んでいます。もちろん日本臨床工学技士会のほかにも医療機器や臨床工学技士に関するセミナーを行っている会はありますが、まだ学会に参加したことがない場合は、まず日本臨床工学技士会のセミナーに参加しましょう。学会は全国各地で行われており、遠方からの参加は困難なことがありましたが、近年はコロナウイルスの影響もあり、オンライン開催が主流となっています。そのため、以前よりも気軽に参加することができるという利点があります。学会に参加してみることで、自分の職場と、ほかの職場を比較することができるため、多くのことを学ぶことができます。参加することが自分の考え方に影響を与えることは間違いありません。発表することで他施設にも影響を与えることができればなお素晴らしい経験になります。発表内容は、様々なものがあり、透析や呼吸器などの生命維持管理装置に関する内容や、最新機種の説明など、さらには臨床工学技士のあり方についての内容の発表もあります。非常に多くの発表があるため、興味を持っている分野についての発表も必ずあると思います。

学会で行われる発表とテーマの見つけ方

いざ、学会で発表するとなると緊張もあり、慣れていないと非常に難しいです。発表することは、他の施設の考え方も変える機会の一つとなるため、非常に有意義です。

私は、学会では発表したことはありませんが、院内で学術集会が行われた際に発表を行ったことがあります。発表を行うにあたっては、発表のテーマを見つける必要があります。このテーマというのは簡単に見つけることはできないため、日々疑問を持って勤務していくことで発見することができます。私自身、テーマを見つけるのに時間がかかってしまったため、仕事で常に考えていくことの重要性を感じました。見つけてからは、どのようにして研究していくかという、研究方法も考える必要があります。この研究方法も一回でうまくいくことはなく、試行錯誤を繰り返していき、必要なデータを確認する必要があります。必要なデータを入手することができてからも、データが取れた理由を考察していく必要があり、ここにも時間がかかります。この時に、疑問が生じ何回か再度実験を行うこともあり、自身が納得できる結果を算出することの難しさを痛感しました。一通り研究が完了すると、今度は発表するためにパワーポイントを作成する必要があります。このパワーポイント資料がうまく作成できないと、この研究の成果をうまく伝えることができなくなるため、パワーポイント資料作成も発表を成功させるためには重要です。これらの一連の流れを通して、初めて発表できる形が整うのですが、発表のための時間調整や練習も必要となるため、研究が終わった後でも発表までの準備が必要となります。上記の課題を熟し、ついに当日を迎え、発表を行うこととなっても、緊張でうまく話せるか不安でした。本番では練習の成果がでたため、うまく発表することができました。

発表後の質疑応答の際には、いろいろ質問があり、その時に初めて気づかされる内容もありました。この一連の発表を通して、非常に成長できた機会となりました。また、準備期間中は業務中にも作業を行っていたため、多くの方に協力してもらいました。他人の意見は参考になるものが多く、自分が思いつかなかった内容も発見することができるため、研究を行う際は一人で行うのではなくできるだけ多くの人の意見をもらうことで、より良いものができると感じました。この期間は多くの時間がかかってしまい、とても大変でしたが、大きな達成感を得ることもできたため、ぜひ皆さんも挑戦してほしいです。ですが、学会での発表はハードルも高いため、院内で行われている学会があればそこから始めていきたいですね。

まとめ

臨床工学技士の学会について説明しました。学会での発表は厳しく、私もまだまだ遠く及ばないのですが、参加は積極的に行っていくべきだと思います。参加することで学べることは多くあります。また、認定資格を取る際にも学会の参加は必要な項目であるため、参加するメリットは大いにあると思います。オンライン開催が主流となってきたことも参加しやすくなったと感じますので、是非学会に興味を持っていきましょう。詳しい学会の内容や日時などは日本臨床工学技士会で調べれば様々なセミナーが出てくると思いますのでまずは検索してみましょう。